ジェラルド・ピレイ

南アフリカの旧英国植民地ナタールで生まれ、アパルトヘイト下で育つ。イギリスとニュージーランドの二重国籍を持つ。

ローズ大学で哲学博士号を、ダーバン大学で神学博士号を取得。ダーバン・ウェストビル大学で教鞭をとった後、1988年にプレトリアにある南アフリカ大学の教会史教授に就任。教会と国家の関係、神学と人文科学の複雑な相互作用などを研究し、宗教がいかにして時代とともに変化しながらも伝統と歴史に根ざした存在であり続けることができるかを探求している。

1997年、ダニーデンに本部を置くニュージーランド最古の大学、オタゴ大学の神学・宗教学の創立教授兼学科長に就任。1998年、同大学初のリベラルアーツ学部長を務める。南アフリカ、ニュージーランド、米国、英国で指導的役割を果たす。

2003年にリバプール・ホープ大学カレッジ学長に任命され、2005年にリバプール・ホープ大学初の副学長に就任。2022年に退任。

Moral Re-ArmamentやInitaitives of Changeとの関わりも長い。2022年1月からはイニシャティブズ・オブ・チェンジ・インターナショナルの会長を務めている。